Enriched Air Nitrox

「世界標準のガス」を沖縄で。

「セーフエアー」とも呼ばれ、
欧米では、もはやスタンダードに
なっているエンリッチドエアー。
空気に比べて酸素濃度が高く、
窒素が少ないこのガスは
ダイバーに多くのメリットを
もたらしてくれます。
当社では最大38%までの
エンリッチドエアーの製造が可能です。

Enriched Air Nitrox

エンリッチドエアー(EAN) とは?

正式にはエンリッチドエアーナイトロックスといい、
その頭文字をとって「EAN」と表記されるこのガスは、
通常の空気の約21%の酸素と、約79%の窒素の比率を変え、
酸素を多く、窒素を減らしたガスのことです。
減圧症の原因となる窒素を減らすことで、
そのリスクを減らすことができるのが最大の特長です。

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潜水時間の延伸と
「安全マージン」

窒素が少ないので減圧不要限界 (NDL)を伸ばすことができ、
空気に比べて長い時間ダイビングができます。
言い換えると、空気の設定で潜水計画を立てれば、
大きな「安全マージン」を得ることができる
のです。

エンリッチドエアーを使った場合のダイビングの延伸時間(例)

深度(m)
減圧不要限界(NDL)

空気

EAN32
(32%)

EAN36
(36%)

18m

56分

95分

125分

22m

37分

60分

70分

通常のダイビングは約40分だと想定した場合、空気とEANでは大きな差が生まれ
それを「安全マージン」として得ることができます。

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体内過剰窒素の
排出スピードアップ

また浮上時や安全停止中に正しく使うことで、
過剰な体内窒素を空気に比べて多く排出することもできます。
これは「オキシジェンウインドウ効果」といい、動脈と静脈の
ガス分圧差から、短時間で体内窒素を排出する効果が得られます。
その効果は酸素濃度が高ければ高いほど効果的に現れます。

空気の場合の体内窒素の排出の様子

空気

エンリッチドエアーの場合の体内窒素の排出の様子

エンリッチドエアー

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体感での効果

疲労度が全く違う
「これまでは2ダイブで疲れていたが、3ダイブも余裕でした」
眠気がなくなった
「アフターダイブも楽しめました」
残圧が残るようになった
「毎分当たりの呼吸数が減ったのかも」

酸素濃度が高いことで多くの方が実感していますが、
あくまで体感なので個人差があります。

エンリッチドエアーでのダイビングの様子

減圧症罹患のリスクを
大幅に減らせて、

体にもいい
エンリッチドエアー。

エンリッチドエアーを使える環境であれば、エンリッチドエアーを
積極的に使用することを強くお勧めいたします。

エンリッチドエアーを使用するには、各指導団体が発行する資格を所有するか、
もしくは、資格を持ったインストラクターによる、体験エンリッチが可能です。
詳しくはお近くのダイビングショップまでお尋ねください。